セカンドオピニオンとは、現在の主治医と別の医療機関の医師の意見を聞き参考にすることです。
例えば、主治医より手術の選択を迫られた時など、手術が妥当か他に治療法がないか、他院の医師の意見を参考にし判断することです。
セカンドオピニオンは「主治医に申しわけない」などと思いますが、医師は最終的な判断は患者様自身であると充分認識してますので心配はいりません。
メリットの中でも特徴的なのが、主治医以外の第三者の医師から意見を聞くことで不安やリスクの軽減が出来るのが大きなメリットです。もし、主治医との信頼関係が構築されていなければ、治療を進める事に不安を感じるかもしれません。主治医と同じ意見を聞く事で不安の解消にもなりますし、主治医が勧める治療以外の選択をできる機会を持つ事ができるかもしれません。また、脳の治療に対して様々な意見を聞く事で、病気に対する知識も増えるといったメリットがあります。
アメリカでは、医師が診察終了時に「セカンドオピニオンを受けますか?」と患者に尋ねる事があります。日本では、そこまでセカンドオピニオンが浸透していないのが実情ですが、郡山青藍病院では、患者様が納得して治療を受けてもらえるようにサポートをしていきたいと考えています。
診断及び治療法に関して当院医師より意見させて頂きますが、診療行為は行いません。当院での診療をご希望の場合は一般外来を受診して下さい。
セカンドオピニオンは、病気の診断や治療に関する相談であり、医療訴訟や診療費・主治医に対する不満・転医に関する相談はお受けできません。当院での相談内容は、現主治医にも書面にて御報告させていただきます。
また、どのような治療方法を最終判断されるかは、患者さまやご家族が行われるものであることを御了承ください。
未破裂脳動脈瘤・頭痛・めまい・脳腫瘍・脳動静脈奇形・脊椎疾患・顔面けいれん・三叉神経痛・痙性斜頸など
この度、脳神経外科疾患に関するセカンドオピニオン外来を担当させていただくことになりました当院院長の宮本です。
セカンドオピニオン外来では、脳神経外科疾患の治療に関して、患者様からのご相談を受けさせていただきます。
私は、脳神経外科専門医であり、私の過去の経験からは「他院で未破裂脳動脈瘤と診断され、すぐ入院して手術を受けないといけないと担当医師から言われたが本当にそうなのか。」「脳腫瘍と診断されたが、経過観察すると言われたが本当に経過を見ていていいのか。」などのご相談を受けた経験があります。
このように脳神経外科疾患の治療に関して、患者様は大変不安になられており、どうしていいのか迷われることが多いと思います。また、なかなかご担当医師に気を遣われ、他の医療機関に相談することができないでおられる患者様が多数いらっしゃると聞きます。
当院では、脳神経外科疾患に関する治療に関して、どんな些細な疑問や相談であろうとも対象疾患に関して懇切丁寧な説明と専門的な意見・情報を提供させていただきます。
当院のセカンドオピニオン外来の目的は、患者様の治療の一助となれることを最優先に考えておりますので、お気軽に当院セカンドオピニオン外来をご利用していただけますようお願い申し上げます。
※セカンドオピニオン外来は保険診療ではありません。
申し込み必要書類を郵送される方はこちらをお使いください。
郡山青藍病院の住所と宛先が記載されております。
平日(月曜~金曜)9:00~17:00